AI解剖教室 · Part 1 AIの言葉は数字
第7章 ベクトル:数字の列
Q. 友だちと自分の食べ物の好みがどれくらい似ているか、数字で表せるでしょうか?
- 好みを数字で書いてみましょう。辛いものがどれくらい好きかを0から10、甘いものも0から10で。
- ゆいは辛さ8、甘さ3。これをかっこでまとめて(8, 3)と書きます。このように数字を順番に並べたものをベクトルといいます。
- ベクトルは矢印でかけます。横は辛さ、縦は甘さ。原点から(8, 3)まで矢印を引くと、それがゆいの好みです。
- はるとは(2, 9)、さくらは(7, 4)。矢印の向きを見るだけで、だれとだれの好みが似ているかわかります。
- マスを増やすともっとくわしくなります。しょっぱさ、すっぱさも入れれば数字4つのベクトル。マスの数を次元といいます。
- GPTは単語1つをとても長いベクトルで表します。GPT-3は単語ごとに数字を12,288個使います。図にはかけませんが、しくみは同じです。
- ベクトルは意味のある数字の列。次の章では、2つのベクトルがどれくらい近いかをはかります。
この章のまとめ
- ベクトル:数字を順番に並べてまとめたもの。マスごとに意味がある。
- 2マスのベクトルは、平面の上の矢印としてかける。
- マスの数 = 次元。GPT-3の単語ベクトルは12,288次元。