AI解剖教室 · Part 7 GPTに勉強させる:事前学習
第66章 訓練ループを1周
Q. GPTは何千億もの問題を、どんな順番で勉強するのでしょう?
- ここまで学んだ部品を1つにつなげてみましょう。GPTは4つのステップでできた輪を、何度も何度も回って勉強します。
- ① 予測。「私は 今日 学校に」を入れて、次のかけらの確率を出します(第19章)。最初は数がでたらめで、行くはたった12%です。
- ② 損失。正解の行くにつけた確率で驚きを測ります(第65章)。12%しかつけていないので、驚きは3.06と大きくなります。
- ③ 誤差逆伝播(逆伝播)。損失を逆向きに送り、数ごとに責任を分けます(第23章)。行くの点数は上げ、遅れたの点数は下げるべきです。
- ④ 更新。責任の分だけ数を少し直します。どれだけ大きく直すかは学習率が決めます(第22章)。ここでは学習率1です。
- そしてまた①へ。1周するたびに、行くの確率は32%、55%、69%と上がり、驚きはどんどん小さくなります。
- 本物のGPTは問題をたくさん束ねて(第24章)この輪を何度も回り、1,750億個の数を少しずつ直します。これが事前学習です。
この章のまとめ
- ① 予測(順伝播)→ ② 損失(驚き)→ ③ 誤差逆伝播(責任の分け合い)→ ④ 更新(数を直す)。
- 1周するたびに、正解の確率は上がり、損失は小さくなる。
- この輪をものすごい回数回って、1,750億個の数を直すこと = 事前学習。